最高裁判所判例:ノンフィクション逆転事件と光市母子殺害事件

ノンフィクション逆転事件と光市母子殺害事件が非常によく似ているなと思い今回紹介してみようと思います。

そもそもノンフィクション逆転事件とは1964年に起こった傷害致死事件に取材した伊佐千尋のノンフィクション作品『逆転』(1977年刊行)の中に実名で記された人物(本項ではAと呼ぶ)が、「知られたくない前科を書かれ、精神的苦痛をこうむった」として、慰謝料を請求する民事訴訟を起こした事件。
※wikiより抜粋

そして今回の光市母子殺害事件(ひかりしぼしさつがいじけん)とは、1999年(平成11年)4月14日に山口県光市で発生した凶悪犯罪。

当時18歳1ヶ月の少年Aにより主婦(当時23歳)が殺害後屍姦され、その娘の乳児(生後11カ月)も殺害された上、財布を窃盗した。被告人の元少年Aは強姦致死罪容疑・殺人罪容疑・窃盗罪容疑の罪状で裁判となり、事件当時18歳1ヶ月の未成年でありながら死刑判決を言い渡された。

最高裁判所第一小法廷が上告を棄却し、死刑が確定。
※wikiより抜粋


さてどこが似ているかというと、今回、光市母子殺害事件で死刑が確定した当時少年の大月孝行(旧姓福田)死刑囚(31)を実名で表記した本をめぐり、大月死刑囚らが著者や出版社に出版差し止めと損害賠償を求めた訴訟をしていたんですよね

そして広島地裁は2012年5月23日、差し止め請求を退けた。損害賠償については著者らに計66万円の支払いを命じた。大月死刑囚側は控訴する方針。

 植屋伸一裁判長(森崎英二裁判長代読)は「死刑が確定しており、原告が重大な損失を受ける恐れはない」とした。

犯罪者の実名そのままつかって本を両方共出したっていうところが非常に似ていますよね。

犯罪を犯した人にでもプラバシーはあるんで前科や現在の刑に対して実名を報道された場合には損害賠償を求めることができるというもの。

ノンフィクション逆転事件については前科なので罪を償っていますが、後者はこれから罪を償うためのものなのでその部分がかなり違いますが。。。

この損害賠償金額は遺族への慰謝料に使われるのでしょうか。それが気になるところです。
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