似ているから間違える代理と委任の違いを比較してみた

行政書士の過去問をやっていて委任の問題で間違えた時に、委任と代理の知識が混ざっていたからということに気が付きました。そこで委任と代理の違いと似ている部分をご紹介

代理と委任の違い


■民法99条の代理とは

  1. 代理人がその権限内において本人のためにすることを示してした意思表示は、本人に対して直接にその効力を生ずる。
  2. 前項の規定は、第三者が代理人に対してした意思表示について準用する。
代理には法定代理と委任代理があります。法定代理については親権者や後見人など法律や裁判所によって代理権を与えられている場合ですね。

■民法643条の委任とは


委任は、当事者の一方が法律行為をすることを相手方に委託し、相手方がこれを承諾することによって、その効力を生ずる。

■委任と代理の違い

代理は本人に変わって意思表示をしたりする本人と同等の権利を有する人
委任は仕事や一部の業務をお願いすることですね

代理は本人そのもの、委任は他人として事務をお願いしてやってもらう。っという違いがあります。

委任のポイントは基本的には無償契約だけど善管注意義務なんですよね。これは嫌ですね。事故の財産と同一の管理じゃないから非常にめんどくさい。

■委任と代理の似ていて勘違いしたポイント

委任と代理の似ていて勘違いするポイントは解除の部分だと思います。

第111条:代理権は、次に掲げる事由によって消滅する。

  1. 本人の死亡
  2. 代理人の死亡又は代理人が破産手続開始決定若しくは後見開始の審判を受けたこと。

第653条:委任は、次に掲げる事由によって終了する。

  1. 委任者又は受任者の死亡
  2. 委任者又は受任者が破産手続開始の決定を受けたこと。
  3. 受任者が後見開始の審判を受けたこと。
こうやって並べて見るとどちらも死亡と破産手続きと後見開始が条件なんですが、代理の場合は本人の破産手続と後見開始は解除要件になってないんですよね。

行政書士の過去問を説いていて勘違いするのはこのせいだということに気が付きました。

こうやって並べてみるとわかるポイントがあるので勘違いしたのは何故か?っと言う所を突き詰めていくと知識が定着しやすいです。
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