薬局距離制限事件の違憲判決のガイドライン

病院の周りに沢山薬局があります。正直、病院の数と薬局の数バランス悪くない???3件すぐそばに並んでたりするよね。あれ1件で十分じゃん!!!って思ったことありませんか?まあ職業選択の自由があるからいいんだけどさ!

でも昔は薬局間の距離制限があってそれに対して憲法違憲判決があって今のような状況になったんですよ!っと言う訳で今回は薬事法薬局距離制限規定違憲事件という長い名称についてご紹介したいと思います。

薬局距離制限事件


■そもそもの発端は薬事法の改正で薬局距離制限規定が出来たから!
広島県福山市や広島市でスーパーや化粧品や薬莢販売業などを経営している会社があったんですね。そこで新たに薬局を設置することを福山保健所に申請しました。

でも申請後、薬事法の改正があって薬局と薬局の間の距離制限が設けられました。そのため申請は却下したのです。不許可の理由は以下のようです。

申請場所から半径約200m県内に13件の病院があったから!!まあそんだけあればわからなくもない。※でも今は東京都かの総合病院とか大学病院の周りには20件以上探せばありますよね

そして原告の会社が憲法22条の営業の自由を侵害しているから違憲だ!!と広島県に対して取り消し訴訟を起こしました。

■憲法22条:営業の自由


  1. 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。
  2. 何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない。
ようするにこの憲法22時用の公共の福祉に反していないだろ!ってことです。


■判決


無薬局地域又は過少薬局地域における医薬品供給の確保のためには他にもその方策があると考えられるから、無薬局地域等の解消を促進する目的のために設置場所の地域的制限のような強力な職業の自由の制限措置をとることは、目的と手段の均衡を著しく失するものであつて、とうていその合理性を認めることができない。

薬事法の改正の目的は、距離制限を作ることで薬局間の距離が広がるから全体的に見ると薬局が少ない地域にも薬局が出来るようになるよね!!!だから公共の福祉を目的にしているよってことなんですね。

でも最高裁判所は別に距離制限で本来の目的果たせなくね?他に方法あるだろってわけで公共の福祉より営業の自由を認めたって感じですね。

その後この改正薬事法は一部は削除されたそうです。職業選択の自由では他にも公衆浴場距離制限規定合憲判決や酒類販売業許可制合憲判決などもありますのでそのへんはまた改めて

憲法の違憲判決は11個ありますが、語呂合わせの覚え方があります。
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