行政手続法と行政不服審査法の申請の処理の違いについて

行政手続法と行政不服審査法で申請に対する処理の違いが条文でびみょーに差があったので勘違いする人も多いと思いましたのでまとめてみました。まずはそれぞれの条文を御覧ください。
行政手続法と行政不服審査法の申請の処理の違いについて

■行政手続法7条:申請に対する審査、応答


行政庁は、申請がその事務所に到達したときは遅滞なく当該申請の審査を開始しなければならず、かつ、申請書の記載事項に不備がないこと、申請書に必要な書類が添付されていること、申請をすることができる期間内にされたものであることその他の法令に定められた申請の形式上の要件に適合しない申請については、速やかに、申請をした者(以下「申請者」という。)に対し相当の期間を定めて当該申請の補正を求め、又は当該申請により求められた許認可等を拒否しなければならない。

要するに条件に合わない場合は

  • 相当の期間を定めて当該申請の補正を求める
  • 当該申請により求められた許認可等を拒否しなければならない

のいずれかをやらなければならないわけです。

■行政不服審査法21条:補正

審査請求が不適法であって補正することができるものであるときは、審査庁は、相当の期間を定めて、その補正を命じなければならない。

■さて比較してみましょうか
行政手続法だと条件に合わない場合は補正を求めるか、拒否が出来るですよね。でも行政不服審査法だと補正を命じなければならないんですよね。

これがついつい勘違いしちゃうんですよ!過去問でもこのへんの引っ掛けがあったのでこの辺は気をつけたほうが良さげでございます。

自分の覚え方としては申請に対する処分について行政手続法がダメだった場合にはその後の救済処置で審査請求が出来るんですよね。審査請求の後は抗告訴訟とかになって行政庁が訴えられてめんどくさいことになるから業務上しっかり補正させろよ!ってことなのかなって勝手に思ってます。こんな覚え方はいかがでしょうかね

スポンサーリンク
_ ~~