尊属殺重罰規定違憲判決は家族の殺人が普通の殺人より罪が重いか

今回の行政書士独学に必要な数少ない最高裁判所の違憲の尊属殺重罰規定違憲判決についてご紹介したいと思います。

自分または配偶者の直系尊属まあ自分たちより年上だと思っておけばいいですね。その尊属を殺人した場合に一般の殺人罪よりも重罰とカス刑法200条は日本国憲法14条からみたら違憲だ!!といわれる事件であります
尊属殺重罰規定違憲判決

■尊属殺重罰規定違憲判決とは

1968年10月に当時29歳の女性が実の53歳を殺害しました。日本の殺人事件って家族間が一番多いですって。保険会社の人が言ってました。まあそれはさておき、実の父は10日間実の娘を10悲観も換金していて最終的に口論で娘は男性を殺害したという事件

これにはさらに背景があって、女性は14歳の頃から実の父に性的虐待をうけていて5人のこの出産と6人の妊娠中絶をさせられていた。というとっても切ない事件。

逃げ出さなかったのはい目途がいて妹に毒牙がかからないようにするためだった。

でも、女性は職場で年下の男性とやっと一般的な結婚という幸せを手に入れるチャンスが合わられました。それをしった実の父親が女性を監禁して性的虐待暴行して、女性は思わず殺してしまった。そんな悲しい事件なんです。


■刑法旧200条とは

自己又は配偶者の直系尊属を殺したる者は死刑又は無期懲役に処す

要するにどんなにひどいことをされていても親を殺したら死刑か無期懲役ってことです。こんなひどい事件があったにも関わらずこれのせいでこの助成は死刑か無期懲役にされる可能性が有るということです。

■憲法14条:法の下の平等

  1. すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
  2. 華族その他の貴族の制度は、これを認めない。
  3. 栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する。

■刑法200条は憲法14条から見たら違憲


刑法200条は通常の殺人罪を直系尊属の場合にはさらに罪を重くするという規定でありました。ちなみに刑法199条は『人を殺した者は、死刑又は無期若しくは5年以上の懲役に処する』となっているので5年以上か死刑or無期懲役は明らかに重すぎますよね。

そこで憲法14条の法の下の平等が出てきたわけです。
地裁:過剰防衛であったとして刑を免除
高裁:200条を合憲とした上で未決勾留期間の全てを参入懲役3年6ヶ月
最高裁:尊属殺重罰規定を違憲とし、懲役2年6ヶ月 執行猶予3年になりました。

要するにこれだけつらい思いをした女性は執行猶予がついたんですね。本当に良かった。きっと結婚して今は幸せな生活をしているといいな。

憲法の違憲判決は11個ありますが、語呂合わせの覚え方があります。
行政書士試験の憲法の問題を簡単に解く裏ワザ


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